本連載では、バイキング・エデンにて行く、九州/四国/釜山クルーズの様子をお届けします。本記事では、宿毛(高知)への寄港日のDay7について紹介します。
- バイキング・エデンでのクルーズを検討している方
- 宿毛港(高知)の着岸並びに市街地への移動方法を知りたい方
前日のDay6の記事は、下記をご覧ください。
港の情報
宿毛の港の概要は下記です。
名称 | すくも84マリンターミナル |
住所 | 宮崎県日向市大字日知屋字新開17371の2 |
市街地へのアクセス | 最寄り駅(宿毛駅)まで車で10分 |
無料シャトルバス | 有 |
施設概要 | 土産屋、テイクアウト飲食店 |
すくも84マリンターミナルは、見ての通り市街地からは離れており、徒歩+公共交通機関での観光は困難です。
下船時は建屋を通ることは無く、テントを通りシャトルバスに乗車という動線になっています。
なお、この場所は親切にも構内図とイベントスケジュールが紹介されています。
無料シャトルバスの設定はあり、宿毛リゾート椰子の湯、道の駅すくもサニーサイドパークとの間を20分毎に循環します。
下船観光
宿毛では下記のショアエクスカーションが設定されていました。
名称 | 内容 | 価格 | 所要時間 |
宿毛の歴史と四万十川 | 宿毛歴史館、宿毛まちのえき林邸、沈下橋を訪問 | $139 | 5h |
屋型船から見る四万十川 | 四万十川屋形船 | $149 | 5h |
宿毛ローカル電車の旅 | 宿毛歴史館、宿毛まちのえき林邸、焼酎酒蔵を訪問、観光列車乗車 | $149 | 4.5h |
筆者は、屋形船から四万十川を見るコースにしましたので、ショアエクスカーション参加の流れを紹介します。
まず、ショアエクスカーション参加者には前日までにキャビンにチケットが届きますので、これに記載の時間・場所に集合します。
なお、キャビンにあるクワイエットボックスの持参が必要になるので、忘れないようにしましょう。
集合場所でチケットを見せて受付をすませた後は、出発まで待ちます。
出発の号令の後、専用バスに乗車しますが、添乗員さんは旅行会社にこのチケットを渡す必要があるので、乗車時にチケットを添乗員さんに渡します。後は観光を楽しむだけです。
さて、無事に観光バスに乗った後は屋形船乗り場に到着です。
いよいよ屋形船です。20人弱が乗船可能な屋形船に乗っていきます。
屋形船内部は畳敷きで簡単な机と座布団があります。畳の上に上がる際には靴を脱ぎます。
船頭さんの話を聞きながら、四万十川の航行が始まります。日本最後の清流といわれるだけあり、四万十川はとてもきれいです。
四万十川には、40を超える沈下橋があります。沈下橋は、その名の通り、大雨など増水時には水面下に沈む設計になっている欄干のない橋です。
一時間弱の屋形船の乗船は、美しい景色を眺められとても楽しめました。
その後、バスに戻り次の目的地に移動します。道中、車窓からは美しい四万十川を仰ぎ見ることができます。
次に、沈下橋を渡るということで、沙汰沈下橋を訪れます。
バスを下車して数分歩き、沙汰沈下橋に到着です。
沈下橋の上からの景色はこんな感じで、一見普通の道路を撮影しているような景色です。因みに、近くの自動車教習所の路上教習では沈下橋を通らせるという話があるそうです。
沈下橋からの景色はこちら。川の上なので遮るものが何もなくかなりの強風なのですが、やはり美しいです。
続いての訪問地はサンリバー四万十です。町中に位置し、レストランとお土産屋がある施設です。
ここでは、高知の名産のカツオをランチで頂きました。
やはり、ショアエクスカーションは添乗員さんがいて単独で町を回るより待ちの歴史などを深く知ることができ良いですね。あっという間の5時間でした。
帰船後
キッチンツアー
船内企画としてキッチンツアーが催されるとのことで、参加しました。
ツアーといっても、ただ参加者自身がキッチンを通り抜けるだけだったのですが、普段見ることができない裏側を見ることができ、とても興味深いものでした。
出航見送り
ブラスバンド→よさこい演舞→市長挨拶→バルーンリリースという順で、大変温かく見送ってくださいました。
今回の寄港では、主に四万十市を訪問したので、再訪して宿毛市を観光しに来たいと思います。
夕食
日課のフィットネスセンター、スパの後は、今回のクルーズ最後の夕食です。
今回の旅でステーキは一番頼んだメイン料理でした。
最後のデザートもとても美味でした。
バイキングフェアウェル
スターシアターにて、バイキング乗組員とのお別れの船内イベントです。
まずはミュージックセンセーションと題し、バイキング各所で生演奏をしていたピアノ、フルート、チェロの奏者と、1872で生演奏をしていたバンドによる、日本・西洋の名曲の生演奏でした。
その後は、乗務員の方が壇上に上がり、乾杯をするという感じでした。
終始感動しっぱなしの船内企画でした。本当にあっという間の一週間でした。
下船準備
クルーズ船下船前夜のお決まりイベントです。指定の時間までに、荷物をキャビンの外に出しておくというものですね。
今回の場合は、22:30までに荷物タグをつけた荷物をキャビンの外に出しておくという感じでした。
筆者は、そこまで大荷物ではなく自分で荷物を持って下船が可能なので、今夜ではなく翌朝のキャビン退出時間前に荷造りをすることにしました。
以上、高知・宿毛での寄港日の記事でした。明日は、神戸での下船になります。
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