本連載では、バイキング・エデンにて行く、九州/四国/釜山クルーズの様子をお届けします。本記事では、別府への寄港日のDay2について紹介します。
- バイキング・エデンでのクルーズを検討している方
- 別府港の着岸並びに市街地への移動方法を知りたい方
前日のDay1の記事は、下記をご覧ください。
クルーズ船での一日
寄港日の場合、船内で過ごすか、下船するかに大別されます。下船する場合は、自分で観光に出かけるか、ショアエクスカーション(現地ツアー)に参加するかに大別されます。そこで、各場合の過ごし方について簡単に紹介します。
ショアエクスカーションに参加する
参加には予め予約が必要で、予約が完了すると前日までにチケットが部屋に届きます。バイキング・エデンでのショアエクスカーション当日の出発までの流れは下記です。
- キャビンにあるイヤホンマイクを忘れず持参する
- チケットに書かれた集合時間に指定の集合場所に集まる
- 呼び出しがされたら下船し、専用バスへ向かう
- バス乗車時にガイドにチケットを渡す
- ショアエクスカーション開始
バイキング・エデンが特徴的なのは、自分のキャビンにクワイエットボックスが既に置かれており、これを持参する必要がある点になります。通常、バス内で渡されるのが普通なので、気を付けましょう。
ショアエクスカーションは、クルーズ船の一つの醍醐味でもあります。エクスカーションの欠点は少々値が張る点と団体行動が求められるですが、見ず知らずの土地を非常に効率的に回れるのと、何かあっても出航時に置いて行かれることがない点が利点です。
自分で観光する
寄港地に土地勘がある場合などはこれがおすすめです。ただ、どんなに遅くても出航の30分以上前には乗船しておくことが求められますので、気を付けましょう。
一部の港は市街地から遠いことがあり、市街地まで有料または無料でバスやフェリーなどが出ていることがあるので、これを使うことになります。時刻表がある場合は、それが生命線になるので、必ずチェックしておくようにしましょう。なお、このような足が用意されるかは、前の日の夕方に配られる船内新聞にその旨の紹介があったりします。
船内で過ごす場合
多くの人は下船するので、船内でゆっくりできます。前日疲れたから寝ている人、デッキで日焼けする人、読書する人など様々です。また、船内には沢山の施設があるので、一日を過ごすのも全く苦になりません。
港の情報
Day2は大分県の別府港に着岸します。
別府港は、さんふらわあに乗船経験のある方にはおなじみかもしれません。さんふらわあの着岸地点の隣がクルーズターミナルになり、港の概要は下記です。
| 名称 | 別府港 | |
| 住所 | 大分県別府市北石垣1999 | |
| 市街地へのアクセス | 車で約15分 最寄り駅(JR別府大学駅)まで徒歩10分 | |
| 無料シャトルバス | 有 | |
| 施設概要 | 土産屋・Wifiなどは無し |
別府港から別府駅の近くまで無料送迎バスが出ていました。20分に1本の頻度で設定がされており、とても便利です。
因みに別府港は、最寄りの駅はJR別府大学駅という駅が徒歩10分くらいのところにあります。バス停も船から最寄り駅の間にあり、そのバスに乗れば別府駅まで一本で出ることも可能です。
下船前
昼前に起床し、シャワーを浴びて昼食会場であるワールドカフェに向かいました。ワールドカフェは、ビュッフェ形式で自分の好きな食事を取って食べる形式の食事会場です。
バイキング・エデンでは、昼食・夕食時のお酒を含む飲み物も料金に含まれているため、気兼ねなく飲み物を注文することが可能です。飲み物を注文しにカウンターに行く必要がなく、着席するとすぐに飲み物の注文を聞きに来てくれるあたり、さすがのサービス水準だと感じました。
見栄えがあまり良くないですが、筆者はこんな感じのものを取りました。総じて美味しかったです。
また、本日昼食時は、船内イベントとして北欧式ビュッフェを開催しているということで、そこにも覗きに行きました。
スウェーデンの国旗を模した巨大ケーキをはじめとして、様々な北欧料理が提供されており、筆者は北欧風コロッケとサーモンの乗ったパンをもらいました。
なお、筆者は昼前まで寝ていましたが、朝には船内施設を紹介するツアー(先着20名)、クリスマスクリスタルボール作りも開催されていたようでした。
下船観光
別府港では、下記の内容のショアエクスカーションが設定されていました。
| 名称 | 内容 | 価格 | 所要時間 |
| 宇佐神宮と別府自然の宝 | 宇佐神宮、べっぷ地獄めぐり(海地獄、鬼石坊主地獄) | $139 | 4.5h |
| 別府の地獄めぐり | べっぷ地獄めぐり(海地獄、鬼石坊主地獄、血の池地獄、竜巻地獄) | $129 | 3.5h |
筆者は別府は過去に訪問歴があったので、参加はせずに別府駅近くへの無料送迎バスを使って別府駅周辺をぶらぶらしました。
帰船後
船に戻った後は、15時台にアフタヌーンティーをいただけるということで、ウィンターガーデンにやってきました。
着席して飲み物の注文をすると、軽食と共に運ばれてきます。バイキング・エデンはオールインクルーシブなので、これらも全て無料です。
時間として1時間程なのですが、ピアニストの方の生演奏を聴きながら楽しむことができます。
ピアニストの方は台湾の方で、日本発着ということもあってか、日本人になじみのある曲を交えての演奏でした。
その後は、ザ・レストランにて夕食をいただきました。昨日予約をして入ったスペシャリティレストランでは料理は固定だったのですが、こちらのレストランは、洋食と和食から好きなものを組み合わせて注文できる形式になっています。
洋食については固定で、和食の方は日替わりということで、連続できても飽きることはありません。
注文を終え、まずは前菜としてサラダが運ばれてきました。緑のソースは春菊ソースですが、春菊の感じは全然強くなく、とても美味しかったです。
次に、メニューにはないのですが、サービスということで鯛の刺身が運ばれてきました。
メインはステーキを頼みました。ソースは照り焼きとわさび醤油から選べます。
最後にデザートにクリームブリュレです。写真だとよくわからないですがかなり大きいです。
以上、別府での寄港日の記事でした。明日は釜山に到着します。
コメント