なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。
本記事では、Day6の終日航行、Day7日目のスペイン・カディスへの寄港日の紹介をします。
Day6:終日航行日
下船がないので、午前はゆっくり寝ることができました。毎日エクスカーションがあり下船していたので、休養も大事ですね。
6日目には、地中海と大西洋を隔てるジブラルタル海峡を通過します。
通過前にはクルーズ船にイルカの群れが現れ、暫く並走をしてくれました。まさかこんな光景を見れるとは思っていなかったので、とてもラッキーでした。
ただ、海峡に近づいてくると快晴から濃霧に天気が急変。
陸地はおろか、海面も見えるか見えないかの真っ白さです。視界がほぼないので、船も頻繁に艇笛を鳴らし航行をしていました。
ということで、残念ながら目視で海峡を楽しむことは叶わず、画面上で通過していることを確認しました。
夕食後は劇場でBURN THE FLOORというショーを楽しみました。
(出典:NCL公式ページ)
チャチャ、ルンバなど様々なジャンルのダンススタイルのショーで、終始会場は盛り上がり、最後にはスタンディングオベーションで拍手喝采でした。
Day7:カディス寄港日
エクスカーション
船内新聞によると申込人気のトップ5は以下でした。
- アルコス&シェリー
- カディス散策
- カディス旧市街とフラメンコショー
- ホワイトビレッジとカントリーサイド
- アンダルシアの宝石セビリア散策
筆者はセビリア散策のエクスカーションに参加をしました。
セビーリャはアンダルシア地方の首都で、カディス港からは高速道路で片道1.5時間程です。結構距離があるので、何と朝バスが出発して暫くの間は日が出ていませんでした。
目的地の1か所目は、カサ・ピラトスという、15世紀に建設された、ムデハル様式、ゴシック様式、ルネサンス様式が見事に融合した邸宅です。
壁面などを構成するタイルが非常に美しく、どこを見ても芸術的でした。
次に向かったのは、15世紀に建設された世界で三番目に高い98mを誇るセビリア大聖堂。
街歩きをしながらだったのですが、路地は非常に狭く町が作られていました。
これは、セビリアは夏49℃になる程熱いため、路地を狭めて日陰を作ることで過ごしやすくしたという経緯だそうです。実際に筆者が来訪したのは11月中旬で、同じスペインのパルセロナは15℃位だったのですが、セビリアは32℃でした。朝は上着が必要なくらい寒かったので、寒暖の差もありました。
その後地元のレストランにて昼食をとりました。隣に座って話した米国マダムは、今まで6回クルーズ船旅行をしており、2年前に初来日し、日本→ロシア→アラスカ→米国本土を航行するクルーズ船に乗ったといっていました。
最後の目的地は、スペイン広場です。
絵にかいたような非常に豪華で壮大な建物で、様々な角度からの写真を楽しむことができます。
1Fと2Fの両方からの景色を楽しめました。
再びバスに乗り、船に戻るとちょうど日没でした。出航時はとてもきれいな夕焼けでした。
帰船後
夜ご飯は、上海’s Noodle Barにて採りました。
(出典:NCLアプリ)
ここはいつも行列がすごかったので、少々時間をずらして受付に行きました。しかし、75分待ちということで部屋に戻って時間をつぶしていました。しかし一人だったためか、15分位で呼出しベルが鳴り、すぐに夜ご飯にありつけました。
座席は全席カウンターで、メニューは、前菜、麺類、炒飯の3カテゴリで自分の好きなものを頼む形式です。筆者は、春巻き、上海焼きそば、海老炒飯を頼みました。
春巻きは非常に美味しかったです。
焼きそばは麺が固まっており、炒飯はパラパラではなくパサパサしていました。期待値は越えてはこなかったのですが、Garden Caféの中華よりは美味しかったので、また来ようと思います。
以上、終日航行日並びにカディス寄港日の記事でした。明朝はリスボンに到着します。
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