ノルウェージャンブレイクアウェイ 地中海&大西洋横断クルーズ 旅行記5

クルーズ船/フェリー

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なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

本記事では、Day4カンヌ停泊日の紹介をします。

下船前

4日目。今日はレッドカーペットでも有名なリゾート地、カンヌに寄港します。

昨日デスクにシャワーブースの排水不良の件を依頼したのですが、直っていませんでした。なので、シャワーブースの壁に付箋で要修理の書き残しをしておきました。

カンヌでの寄港日のエクスカーションは乗船時にはまだ申込していなかったのですが、キャビン内iTVで調べたところ、既に締め切っていたはずのモナコ公国に行けるものが新たに出ていたので、申込をしました。

エクスカーション

船内新聞によると申込人気のトップ5は以下でした。

  • カンヌの徒歩観光
  • ニースのハイライト観光
  • ニースとリトルトレイン
  • 旧市場観光
  • グラースとサン ポール ド ベニス

カンヌは、大きな船が停泊可能な港がないので、沖合からテンダーボートに乗って上陸する形式です。エクスカーション申込者はテンダーボートの事前予約は不要なのですが、自力で観光する場合は、前日にキャビン内iTVやアプリ等から申込を行う必要があります。

上陸後は、自分のバス番号を確認してバスに乗り込みます。筆者の参加したエクスカーションは、カンヌの車内からの観光、モナコ公国の観光になります。

カンヌは高級リゾート地で治安が良く、別荘が点在しています。カンヌには空港があるのですが、定期便の就航はなく、プライベート機のみの取り扱いという変わった空港だそうです。これは、カンヌ国際映画祭やカンヌに別荘を持つ人はプライベート機でカンヌに来るため、これで成り立っているという面白い事情によるものです。

ニースを通過し、モナコ公国に到着します。鉄道駅が1つだけ存在しており、鉄道でも訪問が可能です。

ガイドさんによるモナコ公国の概要説明を筆者なりにまとめると下記です。

  • 皇居程の大きさのバチカン市国に次ぐ世界で二番目に小さな国
  • 世界で最も裕福な国の一つ(3人に1人が裕福層)
  • 人口の3分の1を占めるモナコ国籍保持者は7000人
  • モナコ国籍は政府からの支援は厚く人気だが、取得は難しい

モナコ公国は国土が狭く、切り立った崖に発展した国で、あらゆる所にエレベーターやエスカレーターが設置されていて、それを使うことになります。

その分、このように眺望がとても良く、写真の撮り甲斐は大いにあります。

エクスカーションでは、モナコ海洋博物館、裁判所、大聖堂、王宮を回り、小一時間の自由時間で買い物や食事をしました。

モナコ大公宮殿の後ろの建物には沢山の国旗

モナコ大聖堂(右)と裁判所(左)

とてもきれいな街並み

その後は再びバスに乗り移動し、筆者の最も印象に残っているカジノ・モンテカルロに到着しました。

14時からの営業開始で、カジノへの入場には€16かかるのですが、カジノ入口の手前のホールであれば、セキュリティチェックを受ければ無料で入場可能で、写真も撮ることができます。

写真だとあまり伝わらないのですが、とにかく建物が豪華です。建物の外には、ポルシェやランボルギーニなど、高級車が沢山停まっており、お金持ちが多いことが伺えます。海辺には個人所有のクルーズ船が大量にあり、海を見てもお金持ちが多いことが分かります。

また、自由時間でカジノの近くのショッピングモールにも行きました。こちらもカジノほどではないですが、内装がとても豪華でした。

ブランド店には興味がなかった中で、本や兼おもちゃ屋さんの店舗があったので入ってみました。イメージとしては、ヨドバシカメラのホビーフロアのような品ぞろえのお店です。

南を除く三方をフランスに囲まれているのでフランスの影響を強く受けている点はあるのですが、日本のマンガ専用売り場があったり、Nintendoゲームが大量に売っていたりで、日本のソフトパワーの強さを感じました。

価格はさっと見た感じ、ワンピースの単行本は€7程、Nintendo Switchは€400程でした。

その後、港に戻り、テンダーボートに乗ってクルーズ船に戻りました。

モナコ公国はとても小さな国なので、一日あれば観光は一通りできるかなと思いました。

帰船後

今日も無料レストランで夕食を採ろうと試みたのですが、どこも物凄い行列だったので、例によってGarden Caféに行きました。

サラダはあまり美味しそうではなかったので、野菜は中華料理コーナーの炒め物でカバーしている日々です。ただ、全体的にやはりカロリーや油が多い料理ばかりなので、体重が少々心配です。

Garden café Barの例のクルーにも完全に顔を覚えられ、カウンターに行く度にちょっとした会話をするようになりました。クルーズ船に乗っている、唯一の若いアジア人ということもあり、覚えてもらいやすかったものあったと思います。

因みに、シャワーブースの排水不良に関しては、清掃クルーがちゃんと手配してくれて、夜に配管工の方が来てさっと直してくれました。

以上、カンヌ寄港日の記事でした。明朝はスペイン第二の都市バルセロナに到着します。

 

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