なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。
本記事では、Day3リボルノ停泊日の紹介をします。
下船前
今日は、車で結構走るのですが、ピサやフィレンツェに近いリボルノに停泊します。
実は昨日からなのですが、シャワーブースの排水溝が詰まっており、上手く排水されずトイレの方まで浸水してしまう状態でした。今日明日にデスクに修理依頼をしに行こうと思います。
その後は、Garden Caféにて朝ごはん。日本発着ではないので、欧米系の朝食がメインになります。カロリーや油の取りすぎには気を付けないといけないと感じました。
因みに、ノルウェージャンクルーズラインの姉妹船であるPRIMAがすぐそばに停泊していました。
エクスカーション
筆者はピサにもフィレンツェにも来訪歴があるのですが、カッラーラにある大理石鉱山をジープで回るという面白そうなエクスカーションがあったので、今回はそれに参加すべく、下船します。
因みに、船内新聞によると申込人気のトップ5は以下でした。
- ボッチェリ海
- フィレンツェとピサ観光
- フィレンツェでのレジャー
- チンクエレッテ観光
- ピサの斜塔を上るツアー
対して、筆者のエクスカーションに申し込んだのは全部で10人程と非常に少なかったです。集合場所も、船内ではなく下船後すぐの桟橋でした。集合した後は、2台のバンに分乗し、高速道路でピサを通過し、鉱山入口に到着したらジープに乗り換えます。
幅の狭い道を、巨大なトラックが走っている中、山を登っていきます。
そして中腹で下車し、説明を聞きます。
訪問時は濃霧でしたが、カッラーラは非常に天気が変わりやすく、気温も低いです。カッラーラには3つの鉱山があり、白大理石は世界でもここでしか取れないそうで、レオナルドダヴィンチの作品などで使われているとのこと。
白大理石に関しては、不純物・割れがなく、サイズの大きいものが高価に取引されるそうで、最大の大きさは規格で2m*2m*3mです。小さいものはタイルにされたり、粉末にして塗料や化粧品や食品用途になるそうです。粉末になると取引価格は3桁ほど安くなるとのことでした。
ツアーの最後には、この地方で昔から良く食される食べ物をいただきました。薄切りのラードを香辛料や塩に付けて大理石に挟んで、1年ほど熟成させるとできます。外見は真っ白なのですが、ベーコンのような形状で、スパイシーな生ハムを食べている感じでした。目を隠して食べたら生ハムと間違う程違和感がありませんでした。
因みに、夏は暑く、冬は寒く、実際の掘ってみないと高価な大理石が取れるかも全く分からなく、鉱夫の仕事は危険と隣り合わせらしいのですが、週3日働けばかなりの給料をもらえるそうです。
帰船後
クルーズ船乗船前にも1週間程旅をしており、服の替えがなかったので、キャビンのシンクで洗濯をしました。クローゼット内のハンガーなのですが、引っ掛ける箇所がないため、フックに吊り下げることが不可能で、洗濯バサミで挟んで吊るしかなく、干すのに少々苦戦しました。洗濯バサミ付き物干しを持参してきており、助けられました。
因みに選択中に、清掃担当のクルーと話をする機会がありました。過去にはピースボートでもクルーをしていた過去があり、日本の寄港地には何度も訪れたことがある方でした。また、筆者が唯一行ったことのあるインドネシアの町の隣町の出身ということで、とても仲良くなりました。
その後、無料ダイニングで夕食を採ろうと試みたのですが、どこも物凄い行列だったので、Garden Caféに行きました。
(NCLアプリより引用)
こんな感じのご飯を2皿平らげ、デザートを2皿平らげ、瓶ビールを2本いただきました。
デザートが存外に美味しかったのは、とても良い誤算でした。
フリーアットシー特典で$15までの飲み物は飲み放題なので、あまり気を使わなくてよい点が良いですね。因みに、Garden caféのBarのクルーが片言の日本語の挨拶ができ、カウンターに行くたびに軽い会話をするようになりました。
今日の締めくくりは劇場でのマジックショーでした。
小一時間で、観客が何人かステージの呼び出されて参加する双方向型のショーでした。航行中に複数回開催されるそうですが、まあ一回で大丈夫かなという良くあるショーでした笑
以上、リボルノ寄港日の記事でした。明朝はフランスのカンヌに到着します。
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