なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。
本記事では、Day2ナポリ停泊日の紹介をします。
- クルーズ船での寄港日の過ごし方を知りたい方
クルーズ船での一日
船からは、ナポリの街並みが奇麗に見えます。今日のような寄港日の場合、船内で過ごすか、下船するかに大別されます。下船する場合は、自分で観光に出かけるか、エクスカーションに参加するかに大別されます。そこで、各場合の過ごし方について簡単に紹介します。
エクスカーションに参加する
エクスカーションに参加する場合は、予め予約が必要で、予約が完了すると前日までにチケットが部屋に届きます。
エクスカーション当日の出発までの流れは下記です。
- チケットに書かれた集合時間に指定の集合場所に集まる
- クルーからバス番号シールをもらい、番号が呼び出されるまで待つ(ない場合もあり)
- 呼び出しがされたら下船し、バスへ向かう
- バス乗車時にガイドにチケットを渡し、半券を受け取る
- エクスカーション開始
※申込人数が非常に少ない場合などは、集合場所がいきなり桟橋ということも稀にあります
エクスカーションは、クルーズ船の一つの醍醐味でもあります。
各寄港地でエクスカーションは沢山あり、食事が含まれるもの、車いすでの参加も可能なものまで色々なオプションがあり、時間も1.5時間程から9時間程のものまで、様々です。
エクスカーションの欠点は少々値が張る点と団体行動が求められるですが、見ず知らずの土地を非常に効率的に回れるのと、何かあっても出航時に置いて行かれることがない点が利点です。
因みに、船内新聞(後半で紹介)によると申込人気のトップ5は以下でした。
- ソレントとポンペイの食
- ソレントとナポリの観光
- ポンペイ観光
- ポンペイとソレントの観光
- ナポリのベストプレイス観光
自分で観光する
寄港地に土地勘がある場合などはこれがおすすめです。ただ、どんなに遅くても出航の30分以上前には乗船しておくことが求められますので、気を付けましょう。
一部の港は市街地から遠いことがあり、市街地まで有料または無料でバスやフェリーなどが出ているので、これを使うことになります。時刻表がある場合は、それが生命線になるので、必ずチェックしておくようにしましょう。なお、このような足が用意されるかは、前の日の夕方に配られる船内新聞にその旨の紹介があったりします。
船内で過ごす場合
多くの人は下船するので、船内でゆっくりできます。前日疲れたから寝ている人、デッキで日焼けする人、読書する人など様々です。また、船内には沢山の施設があるので、一日を過ごすのも全く苦になりません。
今回筆者はというと、以前ナポリに訪問歴があり、これといった内容のエクスカーションがなかったのと、前日の18時間の国際便の遅延でへとへとだったので、船内散策をしたり、ゆっくりしていました。
クルーズターミナル情報
市街地まで徒歩圏内に位置しており、ナポリ中央駅までは約2.5㎞、カプリ島行の船着き場まで、徒歩5分程なので、距離的にはエクスカーションに参加しなくても観光をすることが容易です。ただ、ナポリ旧市街はスリが多かったりとあまり治安な良いとは言えないため、個人行動の際は注意しましょう。
船尾側には市街地が見えます。小高い丘の上にはお城が見えます。
船首側にはヴェスヴィオ山が見えます。
船内アイテム情報
船内でお世話になるアイテムを2つ紹介します。
船内新聞(Freestyle Daily)
毎日夕方位に、翌日の寄港地情報、船内イベント情報、船内施設の利用時間、プロモーション情報などが記載された船内新聞が毎日部屋に届きます。クルーズ船といえば船内イベントと言っても過言ではない程で、毎日数十個程が開催されています。なお、日本船でなく日本発着でもないので英語で書かれています。
NCLアプリ
自分の予約状況、船内地図、各種予約、船内施設紹介、船内新聞デジタル版などが確認できます。ネットワークに繋がっていなくても、Wifiをオンにしておけば動作する優れものです。
以上、初の寄港日であるDay2の記事でした。明日の朝にはピサ、フィレンツェに近いリボルノに到着します。
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