ノルウェージャンブレイクアウェイ 地中海&大西洋横断クルーズ 旅行記2

クルーズ船/フェリー

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なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

本記事では、Day1ということで、乗船当日の乗船の流れやキャビン紹介を主に行います。

  • クルーズ船の具体的な乗船の流れを知りたい方
  • ノルウェージャンブレイクアウェイのキャビンが気になる方

当日の乗船の流れ

本連載のクルーズ旅行の航路は、下記で紹介した17日間の航程です。

今回、筆者の乗船港は、イタリアはローマの近くのチネビキッタ港です。大部分の方が空港から向かうかと思うので、その流れを解説します。

1.空港で送迎バスに乗車

ローマには2つの空港がありますが、どちらもクルーズターミナルからはかなり遠いです。筆者はフィウミチーノ空港から向かったのですが、向かう方法は大きく、下記の3つが存在します。

A.鉄道で向かう

公共交通機関ではこれです。価格的には安いのですが、大回りなルートな上に、最寄駅からも結構距離があるので、避けた方が無難です。仮にこの方法の場合、総所要時間は2.5時間程、最寄駅からは徒歩30分程です。

B.タクシーで向かう

最も柔軟性があるのはこれですが、70km以上の距離があるので、高速道路を使っても1時間程かかり、価格が結構かかります。

C.クルーズ会社の送迎バスで向かう

一番オススメの選択肢です。オンラインチェックイン時に予め予約しておくことで$25でクルーズターミナルまで乗車可能です。筆者の場合は、10時に第三ターミナル到着ゲート集合でした。

2.ターミナル内の、船までのシャトルバスを見つけて乗る

クルーズターミナルはとても大きいことが多いです。間違えて他の船が停泊する場所に向かうバスには乗らないように気を付けましょう。

当日は、筆者の乗船する船会社であるノルウェージャンクルーズラインの他に、MSCという別の船会社の受付がありました。

2.スーツケースをポーターに預ける

チェックインカウンターでの乗船手続き前に、スーツケースをポーターに預けます。自分のキャビンに運んでもらうために、荷物札を荷物に付けることを忘れずに。スーツケースは夕方位には自分のキャビンに運ばれてきますので、すぐに必要なものは手荷物としておきましょう。

3.セキュリティーチェック

空港同様、X線で手荷物検査をされます。

4.チェックイン

乗船券、パスポートを見せ、クルーズカードを受け取ります。また、寄港地に必要なビザの確認も入ります。

5.乗船

タラップを渡り、乗船完了です。

因みに筆者は、不運が重なり、飛行機が18時間の遅延となり、前泊先はおろか、空港の送迎バス集合時間にすら間に合わず、空港からタクシーを飛ばし、デッドラインである出航1時間前に港に滑り込みました。そのため、港での待ち時間はほとんどなく、多分筆者が最後の乗船チェックインの人物でした。

乗船後の流れ

大きく分けると下記の2つを覚えておけば大丈夫です。

避難訓練

まずは避難訓練に参加します。全員が絶対参加になります。クルーズカードに避難場所を示す英数字が割り振られているので、そこに赴き、クルーにカードを読み取ってもらうだけです。

なお、オンラインチェックイン時に緊急時の心得の動画を予め視聴しておかないと、読み取り時にエラーが出てしまうので気を付けましょう。

筆者は今回は、超滑り込み乗船だったため間に合わず、乗船日の夜に、翌日に行うので参加してくださいという旨のお知らせが届いていたので、翌日参加しました。

スーツケースの回収

乗船時にポーターに預けた荷物が、夕方位にはキャビンの外に届きます。万が一届かない場合は、ゲストサービスデスクにその旨を申し出ましょう。

これを受け取れば、あとはクルーズを楽しむだけです!出航時間は、デッキで出航パーティが催されたりで非常に盛り上がります。

キャビンの紹介

今回のキャビンは、最も安価なファミリーインサイドです。バルコニーや窓のない内側の部屋です。筆者は申し込みが直前ということもあり、目が飛び出るほど安かったです。

廊下

クルーズ船は巨大なので、特に初めの頃は、自分のキャビンまでたどり着くことすら一苦労だったりします。廊下はこのような感じです。

ベッド

プルマン式ベッドがあり、2×2で最大4人迄泊まれるこんな部屋です。日本のチェーンのビジネスホテルよりも1,2周り広く、ベッドも大きく快適です。就寝時にバルコニーや窓付きでない部屋の場合は、文字通り真っ暗になります。真っ暗が苦手な方は、枕元の読書灯に少し厚手の布の袋などを掛けると就寝灯のようになり良い感じです。

クローゼット

ハンガーが20本ほどあるので、荷物が届いたらまずは荷ほどきをしてクローゼットに収納するところからです。なお、このハンガーですが、クローゼットから出すとフックの部分はクローゼット内に残ってしまい、そのままだとクローゼット外につるすことができません。洗濯バサミ付き物干しを持ってきており、首の皮一枚繋がりました。

作業机

下記の写真の左に見えているものです。机の下には冷蔵庫があり、足を納める空間がないので、長時間の作業にはあまり向かないかもしれません。

バスルーム

下記の写真の左の曇りガラスの部分で、十分な広さがあります。シャワーブースには、リンスインシャンプーとボディソープが備え付けられています。髪がガサガサになるので、気になる方はリンスを持参すると良いです。

冷蔵庫

500mLペットボトルが3本入る位の大きさです。既に水が入っていますが、清掃時に飲んだ分の確認がされて請求される形式なので、気を付けましょう。$6.5です。

電源

日本式コンセント(110V)は2口と、タイプC(220V)が2口あります。タイプC変換コネクタを持参すると良いでしょう。椅子は1つしかなく、足りないので気を付けましょう。因みに、枕元にはコンセントはありません。

iTV

船内情報チャンネル1chを含め合計20chがあります。ニュースは当然ながら日本のものはなく、BBC、Fox、MSNBC、CNBCがありました。船内情報チャンネルからは、アプリ同様、劇場やエクスカーションの予約などが行えますが、動きが非常にもっさりです。アプリの方がサクサク動く上、検索できる情報の種類も多いです。

 

 

以上、Day1乗船日の記事でした。ローマを発ち、明日はナポリに到着します。

 

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