ノルウェージャンブレイクアウェイ 地中海&大西洋横断クルーズ 旅行記12

クルーズ船/フェリー

(※本サイトでは記事内に広告が含まれている場合があります)

なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

本記事では、16日目終日航行日並びに、17日目のニューヨーク下船日の紹介をします。

Day16:終日航行日

明日は朝下船なので、実質今日が船内で過ごす最後の一日になります。筆者は、溜まっていた洗濯物をきれいにして、荷造をしました。

筆者は継続乗船(=Back to Back)となるので大丈夫なのですが、乗客の方は、22時までに荷造を終えてスーツケースを部屋の外に出しておかなければならないため、廊下はスーツケースがずらっと並んでいました。

キャビンでiTVを見ると、今までの航路が表示されています。非常に長い距離を航行してきたものだとしみじみします。

Day17:ニューヨーク下船日

下船前

とうとう最終日、下船となります。長いようであっという間でした。

下船が朝早い時間なので、Garden Cafeでいつものお決まりの朝食を済ませました。

デッキに上がると、ニューヨーク高層ビル群が見えました。

ジャグジーと高層ビル群が一緒に見れるのはクルーズ船からだけではないでしょうか。

右舷側には、第86ふ頭のイントレピッド空母が見えます。手前には潜水艦、空母の上には沢山の戦闘機が乗っかっています。この画角もクルーズ船からでないと撮れないでしょう。

キャビンのiTVを見ると、今まで5,266.7海里を航行してきたとのことでした。

kmで表記すると、約9,753kmです。東京~パリ位に相当する距離を船で渡ってきたことになります。

下船港情報

ニューヨークの港は非常に数が多く、キャビン内iTVに着岸する場所の情報が案内されていました。

港の名前マンハッタンクルーズターミナル第88ふ頭
港の概要下記の二社が利用する港
・ノルウェージャンクルーズライン
・ロイヤルカリビアンインターナショナル
港の施設旅客タラップがあり、Deck7からの下船となる
市街地へのアクセス市街地内に位置
空港へのアクセス車で30分程

ニューヨークのマンハッタン島には100番くらいまで付番されたふ頭があります。大まかなイメージとしては、南が若い番号になっているので、割と北の方になります。

また、下船までのタイムスケジュールは下記の通りです。自由の女神を見たいとは思ったのですが、朝早すぎるということで断念しました。

4:30自由の女神の近くを航行
7:00港に着岸
8:00キャビンを空ける
船内放送で呼出しのあった荷札の色の人から下船
9:30全ての人の下船が完了

下船の流れ

筆者は、今回は下船ではなく継続乗船(=Back to Back)となりますので、Back to Backの流れと併せて紹介します。Back to Backの関連情報は下記の記事のDay12にも記載があるので、参考にしてみてください。

Back to Backの場合は、スーツケースをターミナルビルに移動しないので、大部分の方は下船時はリュックのみを持っての下船になるかと思います。このように大きな荷物がない場合は、Self Assistグループで下船をすることが可能で、一番目の呼出しグループでも下船可能です。

では、実際に船内放送で呼び出されてからの、Back to Backの場合の下船の流れを紹介します。具体的には下記の通りです。

下船の流れ
  1. 船内放送の指定場所(今回はThe Manhattan Room)に集合
  2. 寄港地での下船同様、カードを読み取ってもらう
  3. タラップを渡って下船し、ターミナルビルに移動
  4. 入国審査を受ける

ターミナルビルは巨大な体育館のような打ちっぱなしの内装で、預けたスーツケースを探すのに少々苦労するかもしれません。施設内には、Wifiが飛んでいました。

Back to Backではなく下船する場合が通常大多数かと思いますので、その流れは下記をご覧ください。

筆者の場合、全体で30分位しかかからず、比較的スムーズでした。これにてクルーズ旅行は幕引きとなります。

全体の振り返り

あっという間の17日間のクルーズでした。大西洋を船で横断するとなると、結構日数がかかるのかなと考えていたのですが、実際には一週間程と思ったよりもかかりませんでした。

後は、筆者が感じたことをいくつかの項目ごとに分けて振返ってみようと思うので、参考にしてみてください。

乗客層

9割程がリタイアした層の乗客になり、乗客の平均年齢はかなり高いです。筆者を含めたアジア系は全体の1割未満という感じで、アジア系はほぞ全員が中国系の方でした。

雰囲気

カジュアル船ということもあり、他のクルーズ船の乗船経験がある方が乗船すると、かなりカジュアルな印象を受けると思います。気張らなくてよいということで、これを好んでリピーターになっている人も居そうです。

エクスカーション

各寄港地で非常に多くの種類が用意されており、効率良く観光したいという方や、寄港地への訪問が初の方にはとても良いオプションだと思います。価格帯としては非常に大まかには$99~$300にほぼ全てが収まります。寄港地への来訪歴があったり、土地勘があるという方は自力で観光している人が結構います。

船内企画

メインホールとなるAtriumで殆どの時間帯で何か催し物があったりで上手く利活用されており、船内企画の数は毎日盛り沢山でした。欧米の方が乗客の大多数を占めるということで、観覧者のノリも非常によく、全体として大変盛り上がっていました。

 

 

以上、ノルウェージャンブレイクアウェイで行く、地中海&大西洋横断17日間のクルーズ旅行レポートでした。クルーズ旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました