ノルウェージャンブレイクアウェイ 南カリブ海クルーズ 旅行記6

クルーズ船/フェリー

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なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

本記事では、Day8終日航行日並びに、Day9コロン寄港日の様子をお届けします。

Day8:終日航行日

今日は終日航行日で特段予定もなかったので、お昼に起きて昼食を食べるところから始まりました。

昼食から帰ると、キャビンの扉にケイマン諸島の予約済のエクスカーションがキャンセルになったとのお知らせの紙が来ていました。

また、キャビン内の電話が橙色に点滅していました。留守電が入っていて、エクスカーションがキャンセルになった旨の内容でした。

代わりのエクスカーションを色々調べた結果、あまり惹かれるものが正直なかったのですが、ケイマン諸島の町の雰囲気を見たいので、アプリ上で別のもので申し込みをしました。

その後は、溜まっていた洗濯物を片付け、Solo Traveler’s meetingに参加しました。投影機の調子が悪く、ゲームはできずに雑談で終わって、夕食に行きました。

明後日はゲームの代わりにDeck18のロープアトラクションにみんなで行くことになりそうです。

夕食後は、Perfect Couple Game Showという企画を観覧しました。三組の夫婦が5つのゲームで争うというものなのですが、内容の刺激が強く記事に書けるものではない位で、13歳未満は部屋に返してくださいと司会者が言っている程でした。

内容がどんなものか見てみたい方は、是非乗船してみてください。観客の盛り上がりは、間違いなくAtriumでの船内企画の中でずば抜けて一番でした。

因みに、船からはコロンビア本土の市街地の明かりが見えました。南米大陸がすぐそこということで、長距離を航行してきたなと感じました。

Day9:コロン寄港日

今日はパナマのコロンに寄港します。7時着岸、20時離岸と長時間の停泊になります。

寄港地情報

iTVの情報を基に、下記の通り筆者が寄港地情報を整理してみました。

都市概要・パナマ第二の都市で、運河の大西洋側の出口に位置する都市
・コロン港は世界で二番目に大きい免税港で、1953年から自由貿易地域である
・保税地域が産業の中心で貧困層が流入し、中米一危険な都市と言われる
・2,3月が乾季の熱帯モンスーン気候で、年間降水量は3,200mm
人口24万人
港の名前コロン2000クルーズ船ターミナル
港の施設制限区域内に免税店、制限区域に隣接する所にショッピングモールがあり
市街地へのアクセス自由貿易地域に隣接
空港へのアクセスエリンケ・アルドフォ・ヒメネス空港まで車で30分
通貨パナミアン・バルボアだが、米ドルも広く利用可能
交通手段・距離移動の公共交通手段は殆どなくタクシー
・クルーズ船乗客はターミナルの中央デスクで、正規価格記載の運賃表に従いタクシーベースツアーが手配可能

エクスカーション

船内新聞での人気トップ4は下記でした;

  • パナマの成り立ちツアー
  • エンベラインディアンヴィレッジを訪ねる
  • 2つの大洋を渡る観光列車
  • 分断された世界を繋げる土地ツアー

筆者は、2つの大洋を渡る観光列車ツアーに申込しました。

下船はDeck4からになり、すぐに駐車場があるのでそこからバスに乗り込みます。訪問場所を訪問順に紹介します;

一か所目は、パナマ運河鉄道のコロン駅です。コロンは危険な都市として有名ですが、途中、まさに絵に描いたような治安の悪そうな通りを時折車窓から見つつの移動でした。

パナマ運河鉄道は、1855年に開通した世界最短の大陸横断鉄道で、太平洋側のパナマシティ駅と大西洋側のコロン駅を一時間程で結びます。筆者は今回のエクスカーションで、パナマ運河鉄道の観光列車を乗り通すというのが目玉になります。

コロン駅に到着すると既に列車が泊まっており、幸運にも筆者の乗るバスは一番乗りでの到着でした。駅舎はなく、駐車場から直接プラットフォームなので、すぐに列車に乗車です。

列車はダブルデッカー車両と通常車両が合計6両あり、その両端に動力となる気動車がある形式です。

筆者が乗るのは通常車両の方で、中はレトロでお洒落な造りです。

窓は少々汚れていますが、座席はかなり広く、座り心地も良いです。

各車両、一部が展望車両になっています。

発車ベルなどはなく気づいたら発車しており、暫くすると乗務員が各席を回ってのスナックボックスとコーヒーの提供が始まりました。

希望すれば、水$2、ビール$4、ワイン$5という価格感でオプションを頼めます。

ガイドの説明することには、パナマ運河鉄道は一日一往復のみの運転で、朝にパナマシティを発ち、コロンに到着したらそのまま折り返します。そして筆者が乗車している観光列車は定期運航ではなく、クルーズ船が来る時などのニーズベースの運転だそうです。

全線単線で、列車はパナマ運河に沿うように走り、運河か熱帯雨林の眺めが続きます。

下車直前は、乗務員が挨拶に回ってきました。

一時間程の乗車の後、パナマシティ駅に到着しました。

運河鉄道なだけあり、駅周辺には大量のコンテナが置かれていました。

その後はバスに乗車し、パナマ側のクルーズターミナルのすぐ近くの土産屋に立ち寄りました。

太平洋側には沢山の船が見えます。

大西洋側には、遠目にパナマシティ市街地が見えます。

そして最後の目的地は、アグアクララロックスビジターセンターです。

タイミングが良ければ、巨大コンテナ船が目の前の運河を渡っていく様を見ることができます。

筆者が入場した時、非常にタイミングよくコンテナ船が運河を渡り始めるところでした。

コンテナ船が区画に入ると後方の閘門が閉まり、コンテナ船の区画の水位がみるみる下がります。想像していたよりかなり速くて驚きました。

その後はクルーズターミナルに戻り、エクスカーション終了となりました。

ターミナルに隣接する形でコロン2000Duty Freeというショッピングモールがあり、散策してみたのですが観光客向けのテナントには全くなっておらず、残念でした。建設途中で、テナント入居率も50%程でした。制限区域内にも免税店があるのですが、お土産はほぼなく雰囲気も空港の免税店でした。なお、Wifiはありませんでした。

コロン港でも多くの荷物の輸送が行われています。

帰船後

Solo traveler’s meetingは通常より3時間後ろ倒しでの開催になっており、カラオケでした。筆者は疲れていたので夕食を採り、部屋で休むことにしました。

 

以上、終日航行日のDay8とパナマのコロンに寄港したDay9の記事でした。明日はコスタリカのプエルトリモンに寄港します。

 

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