ノルウェージャンブレイクアウェイ 南カリブ海クルーズ 旅行記4

クルーズ船/フェリー

(※本サイトでは記事内に広告が含まれている場合があります)

なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

本記事では、Day5終日航行日並びに、Day6アルバ寄港日の様子をお届けします。

Day5:終日航行日

暖かくて天気が良く、デッキは日焼けする人で溢れかえっていました。

ブランチ後は、幾つか船内企画に参加しました。

今後のクルーズ紹介

ハイライトは下記の感じでした;

  • ノルウェージャンクルーズラインは1966年創業
  • 現在19隻のクルーズ船を保有しており、乗客は概ね2000~4000人の範囲
  • 今後5年で追加で4隻のクルーズ船が新造されるそうで、大きさはそのままに乗客数を抑えることで施設の充実を図るのが最近の船のトレンド
  • 就航地紹介では、全世界あらゆるところで航行している

カリブ海、アラスカ、ハワイ、地中海、北欧が重点的に説明されていて、アメリカではこれらの地域が人気と伺えます。別航路の際も同じように説明があったのですが、出航地によって押しの内容は変わるようです。

新造船については、下記の記事にPR動画があるので、良ければ参考にしてみてください。

Solo Traveler’s meeting

今日のゲームは、参加者を2組に分けて、札のお題の絵を描き、それが何かをあてるというものでした。夕食にも参加し、大体顔なじみのメンバーになってきました。ドイツから3名、ポーランドから1名、カナダから1名、日本から1名、アメリカから4名のテーブルでした。何となく年齢でテーブルが分かれてきています。

The Quiz Show

観客として参加しました。抽選で選ばれた回答者による早押し回答ゲームです。4人の回答者間で、4つの分野のクイズに回答し最高得点の回答者に商品が贈呈されるというゲームです。

米国在住者でないと不利な問題がしばしばありますが、終始白熱した対決になっており、終始盛り上がっていました。因みに、この企画以外もそうなんですが、参加者の自己紹介で出身を言うときにアメリカからの人は全員州名で答えるんですよね。アメリカ人が大多数を占めているクルーズ船だからということですかね。

Day6:アルバ寄港日

アルバのオラニェスタット港への寄港日です。8時着岸、20時離岸と長時間の停泊になります。

右舷側にはきれいな海が見えます。

左舷側には町が見えます。

寄港地情報

iTVの情報を基に、筆者が追加で調べた情報も併せてまとめてみました;

都市概要・オラニェスタットはオランダ領アルバの首都
・カリブ海では珍しい乾燥気候
・カリブ海の国では非常に生活水準が高く、観光がGDPの半分を占める
・周辺のボネール島、キュラソー島と併せたABC諸島は世界でも治安が良いといわれる
人口10万人余り
地形・長さ31km*幅8.1kmの楕円形の平坦な珊瑚礁の島
・ベネズエラ本土まで30kmと至近
港の名称アルバ港
港の施設・小さな売店が10店舗、ツアー案内所がある
・30分利用可能な無料Wifiがあり
市街地へのアクセス徒歩8分
空港へのアクセスレイナ・ベアトリクスクイーン空港まで車で15分
通貨アルバフロリン(=$1.79固定)だが、米ドルも広く利用可能
言語パピアメント語。オランダ語、英語、スペイン語も通じる。
交通メータータクシーはない。Arubus社のバスを利用する。

下船観光

船内新聞での人気トップ5は下記でした;

  • アルバの自然の不思議
  • 潜水艦アトランティス号の水中散歩
  • 難破船アンティラ号のシュノーケルと砂浜での休暇
  • ジープでの探検
  • アルバのアウトバック

筆者は、ランドローバーサファリに申込しました。

因みに、今日の船内新聞には、アルバ港周辺の地図が織り込まれていました。主な内容なブランド店の広告なのですが、港近辺のイメージが掴める点で役立ちました。

エクスカーションは午後の出発なので、午前は港周辺を散策しました。

本記事では午前編、午後編に分けて紹介します。

午前編(自前観光)

まずは制限区域を出るまでの流れを紹介します。

アルバ港ではDeck4から直接下船すると、小さな規模の建物があり、2m四方程の土産屋が10店程と待合室があります。

そこを抜けると駐車場があり、エクスカーション参加者はここからバスなどに乗ります。バス乗り場には現地ツアーの客引きとデスクがあります。

自分で観光する場合は、道なりにまっすぐ行った所のゲートを抜けると制限区域から出ます。

ゲートの外はこんな感じで、道路に突き当たるまでの間に、土産屋が両サイドに数店舗ずつあります。港の建物より品揃えが良く、同じものでも価格が若干安い店が存在します。

道路に突き当たると、右手側が観光地方面、左手側にはLocal Marketがあります。

Local Marketは、トタンの平屋根の簡易な造りのバザールのような感じで、品揃えは特筆するものはありませんでした。米ドル現金の未利用可能です。

道路を右に進むと主に、海沿い側に土産屋が道に沿ってずらっと立ち並んでいます。

土産屋は大体どこも同じものを置いていて、若干価格が異なる程度です。某任天堂キャラや、某ポケモンなどに”Aruba”と文字を入れただけの、法務から指摘が入りそうなぬいぐるみをそこら中で見ました笑

交通に関しては、午後も含めてアルバ島では信号機を一台も見ませんでした。ラウンドアバウトが代わりにあり、町中には横断歩道があり、渡ろうとすると必ず自発的に車が止まって渡らせてくれます。非常に交通マナーが良く、比肩できる国を筆者は思い浮かべることができない程でした。島内の車は日本車:韓国車:その他=7:2:1程で、新型車が多くて所得水準の高さも伺えました。

さて、訪問場所一か所目は、クイーン・ウィルアミア公園です。

天然芝公園で、イグアナが居て地元民がシートを広げてご飯を食べていたりします。

二か所目は、アルバ歴史博物館です。

無料で島の歴史を学べ、塔からの眺めが良いそうですが、日曜日で休館日でした。

三か所目は、アルバ国立考古学博物館です。

無料で島の歴史を学べ、工芸品を見れるようなのですが、こちらも日曜日で休館日でした。

四か所目は、リネッサンスモールです。高級ブランド品を扱う店が集まったホテル併設モールです。明かりもついて中に入れたのですが、こちらも日曜日で休館日でした。

五か所目は、ロイヤルプラザホームです。

巨大なピンクのケーキのような外観の商業施設で、壁画がイグアナ押しです。日曜日のため、飲食店を除き閉店していました。

ということで、本当の意味で半日街歩きとなりましたが、パステルカラーに塗られた建物が並び奇麗な街並みでした。治安はとても良く、落書きやホームレスも全然見ませんでした。物価は欧米先進国と同じ位で、港周辺の売店で水が¥150、コーラが¥300でした。

午後編(エクスカーション)

クルーズターミナルビルの出口が集合場所でした。ランドローバーサファリの参加者は30名程で、バスで少々離れた場所に移動してランドローバー2台に分乗しました。島内の様々な場所に移動するのですが、運転手が敢えて粗目に運転するので、アトラクション感がかなりあり、爽快感がありました。訪問場所を順番に紹介します。

一か所目は、カシバリ岩層です。

岩が積み重なっており、結構な急勾配を上り下りしますが、頂上からの眺めは非常に良いです。

橙色の民家の屋根とサボテンと広葉樹の林が眼下に広がります。

二か所目は、ナチュラルブリッジです。オフロードを疾走した末に到着します。

アルバ島北側は強風のため、常に波が非常に荒れており、それに削られて天然の岩の橋ができたというものです。

小さい方の橋は健在なのですが、大きい方は2000年代初頭に崩壊してしまっており、残骸があります。

海岸の近くは危険ということで立ち位置禁止の札が立っています。

奇岩海岸の景色、打ち寄せる荒波は驚くほど美しいです。垂直に積まれた石が各所にあります。駐車場に売店がありますが、トイレは$1です。

三か所目は、アルトビスタ協会です。

サボテン畑に囲まれた乾燥地帯にある小さな礼拝堂です。小高い丘にあるので海が見渡せます。

四か所目は、カリフォルニア灯台です。島の北西の端の方に位置します。

敷地内のレストランは日曜なので休みでしたが、フードトラックが居ました。

遠目にはビーチや市街地を捉えることができます。$5で内部が非常に急勾配な灯台を上れます。

五か所目は、アラシビーチです。灯台から車で数分です。

広い駐車場とバーがある穏やかな波の砂浜です。

半日でしたが、アルバ島の自然を楽しむことができて非常に有意義なエクスカーションでした。アルバの人は、ABC諸島で話されるパピアメント語に加えて、オランダ語、英語、スペイン語の4か国語を話すことができるようです。世界の結構な場所はカバーできそうです。また、各場所での戻る時間を言うときに、いつも”アメリカ時間で15分後に集合”と言うんですが、島時間だと時間通りに進まないからとのことです。日本で言う沖縄時間が島時間に相当する感じでしょうか。

帰船後

本日のSolo traveler’s meetingは20時からで、夕食は17:30で固定という変則スケジュールです。筆者はエクスカーション帰りが19時で、19:30から劇場でジャグリングショーがあるので、速攻でシャワーを浴びて劇場に行きました。

ジャグラーは日本に30年住んだ経験もある方で、芸自体は良くある普通の感じなのですが、ユーモアと口達者で会場は非常に盛り上がっていました。

その後、今回のクルーズでの初めての一人夕食をWasabiで食べました。

 

以上、終日航行日のDay5、アルバ島のオラニェスタットに寄港したDay6の記事でした。明日は、キュラソー島のウィレムスタッドに寄港します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました