なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、MSCベリッシマにて行く、西日本&済州クルーズの様子をお届けします。
本記事では、韓国の済州島寄港日のDay6の流れについて紹介します。
- MSCベリッシマでのクルーズを検討している方
- 済州島のエクスカーションの様子を知りたい方
港の情報
済州島で着岸する港の概要は下記です。
名称 | 西帰浦江汀(ソギポカンジョン)クルーズターミナル |
住所 | Seogwipo Gangjeong Cruise Terminal, Gangjeong-dong, Seogwipo-si, Jeju-do, South Korea |
施設概要 | ・土産屋なし ・2隻のクルーズ船が停泊可能 |
市街地へのアクセス | 車で約30分 |
無料シャトルバス | 無 |
こちらの港の周辺には観光地などはありません。市街地から少々遠く公共交通期間は乗り入れていないので、有料シャトルバスを利用する必要があります。
因みに、桟橋からターミナル建屋までは1km以上あり、動く歩道はあるものの結構時間がかかります。
観光
唯一の日本国外の寄港地の済州になります。まずは簡単に済州島の紹介をします。
人口 | 66万人 |
面積 | 1,845km2(香川県より若干小さい) |
構成自治体 | 北半分:済州市(人口:49万人) 南半分:西帰浦市(人口:18万人) |
主要産業 | みかん栽培 |
済州は、韓国では最南端にあるということもあり、日本の沖縄の立ち位置になります。かつては韓国内の新婚旅行のメッカであり、観光客の90%が日本人だったそうです。そのため、大学で日本語を勉強して日本人向けの観光業に従事する人が多いという歴史があります。
また済州は、本土では育たないミカン栽培で昔は繁栄を極めたそうです。その後、重税政策で男性が済州から出て行ってしまい、女性が強いといわれる土地柄でもあるそうです。
万丈窟(マンジャングル)
筆者はエクスカーションに申込をしました。クルーズターミナルを抜けて駐車場にあるバスに乗車してまず訪問したのはこちら。世界遺産に登録されている溶岩洞窟です。
数十万年前に形成されたと推定されていますが、内部の保存状態が良好で一部区間が一般公開されています。
内部は、足元が結構凸凹しており、水たまりも多くあるので、歩くときはよく注意する必要があります。上から水が垂れている個所も多いので、頭上にも気を払う必要があります。
入口から600mほど進むと「亀岩」があります。亀のように見えるかは、人によるかもしれません笑
城山日出峰
とても広い駐車場が設けられており、沢山の人で溢れていました。
ここは、頂上が海抜180mで、往復1時間程で登ることができます。結構急なので、足腰が弱い方にとっては結構厳しいかもしれません。まだまだ気温の高い時期だったということもあり、筆者も半分位の所で結構疲労感を感じました。
頂上付近から陸地方面を振り返ると、このように海に突き出た島というのが良く分かります。頂上には木製の展望デッキがあります。とても良い景色でした。
駐車場のたもとには土産屋や飲食店が何店舗もあり、時間があれば観光もできそうです。
帰船後
Deck18のスカイラウンジでのパーティに招待されていたので、キャビンでシャワーを浴びた後、参加しました。
楽器の生演奏の中、軽食と飲み物を頂きました。船長やディレクターのクルー達が参加しており、色々話を直接できる貴重な機会でもありました。とても素敵な空間でした。
その後は、Deck7のガレリア・ベリッシマのお店を物色しました。天井のプロジェクションマッピングが来る度に変わっているので飽きません。
その後は夕食のためにいつものダイニングに行きました。
今日はイタリアンナイトということで、ダイニングがイタリア仕様になっていました。円卓にイタリア国旗が敷かれ、ナプキンもイタリア色です。
特別メニューでイカ墨リゾット。
メインの肉料理。
夕食後は、Deck7のガレリア・ベリッシマの天井がイタリアの国旗になり、ダンスパーティーが開催されていました。
以上、Day6済州寄港日の記事でした。明日は鹿児島に寄港します。
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