海道周遊ドライブ旅のDay3です。Day2の記事は下記ご覧ください。
Day3周遊ルート
全体ルートからDay3の箇所を抽出したのが下記になります。豊富温泉を出発し、本土最北端の宗谷岬を経由し、オホーツク海添いを南下し紋別に至るという長距離ドライブの一日です。
ノシャップ岬
まずは、北海道の北の果てにある岬のうちの一つのノシャップ岬を訪れました。イルカのオブジェが印象的です。
利尻富士が間近に見えます。岬の周辺は地の果て感は全くなく、周辺には水族館や数多くのお土産屋さんや飲食店が集積しています。駐車場も足りないくらい人だかりもできていました。
ノシャップ寒流水族館
ノシャップ岬から徒歩圏内の、日本最北の水族館です。それだけあって、寒い海に住んでいる生き物が数多く展示されています。小規模ですが、それなりに楽しめるのではないかと思います。
筆者は来訪二回目にしてアザラシへのエサやりタイムに巡り合うことができました。職員さんがエサのアジを投げようとすると、各アザラシの性格が垣間見えて観察がとても楽しいです。競争に負けて一向にエサにありつけない個体、吠えるように鳴いて自己主張をする個体、職員の所に行きゼロ距離でねだる個体など。非常に見ごたえがあります。
カニの展示も充実していました。これは花咲ガニ。
これは毛ガニ。
こちらはタラバガニ。みんなおいしそうと思いながら眺めてしまっていました。
また、忘れられがちですが科学館が併設されており、南極の氷に触れたり、子供の科学心をくすぐる仕掛けが多くあり、学習目的で非常に充実度の高い施設でした。
稚内市北方記念館
博物館と塔が併設された施設です。博物館では、稚内を中心とする今までの歴史を民俗学的視点も交えて紹介しています。昔の人が実際に使っていたクマの毛皮のベッドにも寝てみましたが、熊の毛は存外に硬かったです。
タワーからの眺めは、生憎の天気でイマイチでした。塔の上の箇所に雲がかかっており、塔の麓からの眺めの方がクリアでした。
麓からJR稚内駅方向を仰ぐ。丁度、利尻島からの船が入港するところでしょうか。
道の駅わっかない
JR稚内駅の建屋内にあります。
1Fが駅の改札と売店とカフェ、2Fが休憩所になっています。日本最北端の駅ということもあり、結構多くの人がいました。最近リニューアルされたということもあり、とてもきれいです。
歩いて北に数分の所には防波堤ドームがあります。かつて旧樺太航路の発着場として使われていた際、ここに通じる道路や鉄道への波を防ぐ目的で、昭和6年(1931)から昭和11年(1936)にかけ建設された防波堤です。Day1に道の駅風Wとままえにどことなく似ていると感じるのは筆者だけでしょうか笑
稚内副港市場
1Fには魚介類、農産物を販売するお店と食堂、2Fには食堂と北方領土学習施設と温浴施設があります。ここの食堂の価格は少々強めの価格設定なので、リーズナブルな食事をしたい方は別の場所をお勧めします。
隣接する建屋にも、様々な特産品が販売されています。サーモン丸々一匹1980円、ホタテ15個で1500円など、非常にお買い得なものもありました。地元民だったら絶対買うのにと思いながら、泣く泣く見送ったのを覚えています。。
宗谷岬
言わずと知れた日本最北の地です。オブジェの前には何十mもの写真の行列ができていました。
少々上った高台からの見下ろした景色はこちらです。天気が良ければ樺太が見えるそうなのですが、高確率で天気が良くなく強風で、まだ筆者は一度もその姿にまみえたことがありません。
オブジェの近くには日本最北端を謳うお土産屋があります。中には、本物の流氷と剥製の動物が置かれた氷点下20℃の展示室があります。
道の駅猿払公園
次に訪れたのは、道の駅猿払公園。猿払といえば、ホタテ御殿が建つことでも最近有名になっていますが、ホタテが非常に有名です。ここの道の駅には建屋が3つあり、食堂が2か所、売店が3か所という構成です。
ここに来たらホタテを食べずに帰るわけにはいくまいということで、ホタテ刺身定食を頼みました。大粒な生ホタテは非常に甘く、食べ応えがありました。ホタテが切れると、入荷するまではホタテ料理が注文できないという中、ギリギリで滑り込んで実食できました。
道の駅北オホーツク浜頓別
続いて訪れたのは、道の駅 北オホーツクはまとんべつ。ここは非常にコンパクトで、食堂はなくパン屋さんがあります。先を急いでいたため写真は撮り逃してしまったのですが、サツマイモクロワッサンは非常に美味でした。
トロッコ王国美深
本日筆者が最も楽しみにしていたのがここ、トロッコ王国美深です。
最終乗車が16時で、その20分前に受付を説明を受ける必要があります。
現在は配線なってしまった美深線の旧仁宇布(にうぷ)駅のホームと線路が残っており、ここをトロッコを自分で運転して走行できるという貴重な体験ができる施設です。
線路の上をトロッコで走るので、線路の振動をダイレクトに感じることができます。
往復10kmということで、様々な景色を楽しむことができます。
白樺のトンネルはとても気持ち良いです。
河川を橋梁で渡ったり、最高時速25kmを出せたりと、結構本格的な走行ができます。
キタキツネが飛び出してくることもあります。所々、一時停止や徐行の標識もありますが、急に止まれないので注意しましょう。
全体として、非常に満足度の高いアトラクションでした。また近くに行った際は是非乗車したいと思いました!
道の駅おこっぺ
営業時間ギリギリで夕ご飯の時間も近いということもあり、運転の合間の休憩として、道の駅おこっぺに立ち寄りました。ここはバスの待合所の機能も有しているようでした。
実は、ここに到着するまで道中だけで、キタキツネと数回遭遇しました。クマでなくて良かったと安心しつつも、急に発見すると驚きます。
この道の駅の特徴としては「ルゴーサ・エクスプレス」というディーゼルカーを改装した簡易宿泊施設があることでしょうか。
中は清潔感があってしっかりしと選り、洗濯機も車内に備え付けられえていました。
紋別プリンスホテル
本日の終着地点は、更に南下した紋別にある紋別プリンスホテルです。
館内はとても清潔感があり、温泉もありゆっくり休むことができました。
因みに、今回は素泊まりでの宿泊だったのですが、徒歩圏内の繁華街の飲食店はどこもキャパオーバーで夕食難民が繁華街をうろついているという状況でした。素泊まりの場合は、夕食の予定は予め立ててから来訪するか、車で数分のイオンに買い出しに行くのがおすすめです。
まとめ
今回は、北海道周遊Day3として、豊富温泉から宗谷岬を経由して、オホーツクラインを南下して紋別に至るドライブ旅を紹介しました。この日はDay2同様、観光を楽しんだといえる日でした。Day3をざっとレビューすると下記です。
移動距離 | 約330km |
来訪した道の駅 | 4か所 |
来訪した観光地(道の駅併設含まず) | 4か所 |
入った温泉 | 1か所 |
北海道周遊、北海道一周旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。次回のDay4では、オホーツクラインをひたすら南下するルートなのでお楽しみに!
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