ノルウェージャンブレイクアウェイ 南カリブ海クルーズ 旅行記1

クルーズ船/フェリー

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なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

その第一弾の本記事では、申込をした後の乗船前の準備などについて紹介します。

  • クルーズ旅行に行くにあたり、乗船前準備をしている方
  • クルーズ旅行がどんな感じか知りたい方
  • ノルウェージャンクルーズラインを検討している方

旅程・航路

本連載では、南カリブ海を巡る14日間の旅をご紹介します。寄港地は具体的には下記です;

  1. ニューヨーク
  2. プエルトプラタ
  3. アルバ
  4. キュラソー
  5. コロン
  6. プエルトリモン
  7. グランドケイマン
  8. コスメル
  9. バミューダ諸島
  10. ニューヨーク

カリブ海は、4~11月はハリケーンが発生することが多く、荒れることが多い海域です。筆者の乗船時は11月末なので、ハリケーンにお世話になることはないかと思います。

クルーズ船の紹介

ノルウェージャンブレイクアウェイの概要に関しては、下記の記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

乗船前準備

申込を行い、支払いが済んだ後の流れは、こちらの記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

乗船の流れ

筆者は、大西洋をこの船で渡ってきているため、継続乗船(=Back to Back)となっています。Back to Backではない通常の乗船時の流れを知りたいという方は、下記の記事に詳しく書いているのでご覧ください。

本記事では、Back to Backの流れを紹介します。

乗船場所はマンハッタンクルーズターミナル第88ふ頭です。一つのふ頭には一隻のクルーズ船しか停泊できない造りなので、ターミナルの敷地に入ってからのクルーズ船までのバスの乗車は不要です。

ただエレベーターで2階に上がるだけなので、単純明快です。

いざ乗船ということで、係りの方にBack to Backの旨を伝えると、長い一般の列に並ぶ必要はなく、Heavenの列に案内され、クルーズカードとパスポートを見せたら即乗船できました。所要時間20分程でした。一般の列は2時間待ったと後日聞きました。

タラップからの眺めはこんな感じです。荷物の積み込みで大変忙しそうです。

このように非常にスムーズに乗船できたのですが、幾つか問題が発生しました。

  • 避難訓練の指定場所に行き、カードを読み込むとエラーが出る
  • 有効な日付なのに、クルーズカードで自分のキャビンが開かない
  • アプリからWifiが使えなく、エラーが出る
  • NCLアプリ上で、自分の予定が全て消えている

1,2点目は致命的です。上記をGuest Deskに並んで伝えました。すると新しいクルーズカードを渡されました。すると1,2点目は解消されたのですが、他の2点は依然として解決されていません。これらは下船日と乗船日が被っているのでシステムの問題で起きているのではと考え、一旦保留としました。

キャビンの紹介

今回予約したのはストゥーディオという一人部屋です。聞きなれないキャビンだと思うので、説明をします。

通常クルーズキャビンは二人を前提として設計、価格設定されています。そのため、一人で乗船時も通常二人分の価格になります。ただ、ノルウェージャンクルーズラインでは業界の中でも珍しく、一人専用キャビンを設計しています。価格も、通常の部屋より安価になる場合が多いので、一人クルーズ旅行をする場合はオススメです。

さて、キャビン紹介に移ります。

部屋の概要

ストゥーディオはDeck10,11のみで、他種のキャビンとは専用カードキーでしか開かない扉で隔てられています。

その扉を入ると、カラフルに照らされた廊下があり、ここにストゥーディオのキャビンが位置しています。

キャビンはインサイドより狭く、ビジネスホテルの部屋より一回り大きい位です。

多くの部屋は隣の部屋とのコネクティングルームになっており、ロックされたドアで隔てられています。また、廊下側の壁には円形の枠があり、そこにある引き戸を開けると曇りガラスがあり、廊下の明かりを採光できます。船室をイメージしたデザインで、特段の機能はないものと思われます。

ベッド

クイーンベッドが置かれています。枕元には、下記のものがあります;

  • A5の大きさの本を収納できる本棚
  • 読書灯が2つ
  • 電話
  • LAN Cableポートが2つ
  • 照明スイッチ

枕元にはコンセントがないのですが、長めのものであれば壁から枕元に届きます。

クローゼット

他のキャビンとは異なり2つに分かれて引き戸で開け閉めする形です。限られた空間を有効活用すべく設計されている印象を受けます。

引き戸を開けるとハンガーが各々10本弱ずつあり、クローゼット外に出して他の所にも欠けることが可能です。

しかし実際に使っての欠点と感じたのは、ハンガーポールが手前から奥の向きに位置しているため、奥の服を取り出すには手前の服を取り出す必要があり、面倒な点です。棚も引き戸の中にあります。なお、収納は女性だと足りないと感じる感じです。

作業机

iTVの下に、奥行き20cm幅60cm程の申し訳程度のものがあります。ラップトップを開いての作業は少々厳しいです。また、ストゥーディオのは冷蔵庫がなく、代わりに机の上に冷蔵庫内に通常入っている飲み物が置かれているので、机の上はかなり手狭です。

トイレ

シャワーブースとトイレと流しが分かれています。

完全個室ですが、結構狭く閉塞感を感じる方もいるかもしれません。

シャワーブース

大きさは他キャビンと変わりませんが、持参した石鹸などを置く網棚がないので利用時は不便です。天井から10cm位は解放されているので、シャワー後は部屋が若干加湿されます。シャワーの水圧は控えめでした。

流し

他キャビン比、半分強の大きさです。もしここで洗濯する場合は、かなり注意しないとベッドの側が水で濡れるので注意しましょう。クローゼットの引き戸を開けるとアクセスができなくなります。タオル掛けはクローゼットの引き戸についています。

iTV

インサイドキャビンのものより1,2周り大きいです。クローゼットの引き戸を開けると隠れてしまいます。

また、ストゥーディオの乗客は、ストゥーディオラウンジという専用空間を利用可能です。今回筆者が、インサイドより若干高価なストゥーディオを選択したのも、ここを体験するためです。ストゥーディオラウンジは、2フロア吹き抜けで階段で繋がってます。なので、Deck10,11に位置するストゥーディオキャビンはラウンジを介して行き来可能です。

ストゥーディオラウンジDeck10部

バーカウンターがあり、17-19時の二時間のみクルーがおり、お酒を提供してくれます。Solo Traveler’s meeting(後述)に行き夜ご飯まで参加すると、この時間帯に来ることは困難なので、時間帯をずらしてもらいたいですね。

スナックカウンターはセルフスタイルで、スナック、水、ジュース、コーヒーは無料、ワインは有料で飲めます。Deck15まで行き水を水筒に詰める必要がなく非常に便利です。

白板もあり、連絡事項や呼びかけ時に自由に利用可能です。

ストゥーディオラウンジDeck11部

机と椅子が合計5セットあります。

船内企画

一人旅乗客を対象としたSolo Traveler’s meetingという船内企画に参加しました。毎日開催で30分で参加者で日替わり企画で交流し、希望者はその後The Manhattan Roomに夕食に行くというものです。The Manhattan Roomは常に入るのに長時間待ったり、入れなかったりするのですが、この船内企画参加者は優先的に入ることができます。

今日はMeet & Greetingで自己紹介するものでした。クルー曰くこの日の参加者47名は史上最多だそう。参加者は、ドイツが1人、日本(筆者)が1人、カナダが少々、大多数がアメリカからでした。

その後の夕食は、6人で円卓で採り、筆者以外はカナダとアメリカからの参加者でした。カナダとアメリカから参加のご婦人は、昔に南アフリカクルーズで知り合ったそうです。また、円卓の中でサファイアランク、ダイヤモンドランクの方々が居ました。これはクルーズ旅行参加回数に応じて付与される会員ランクで、まさにお金と時間を持っている上級国民です。

様々な話が聞けてとても有意義で、気づいたら2時間経っていました。因みにBack to Backの乗客は皆、クルーズカードでキャビンが開かなかったようでした。

 

以上、ニューヨークでの乗船前の観光と乗船の記事でした。明日、明後日は終日航行日になります。

 

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