ノルウェージャンブレイクアウェイ 地中海&大西洋横断クルーズ 旅行記8

クルーズ船/フェリー

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なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。

本記事では、8日目はポルトガルのリスボンに寄港し、9日目は大西洋横断開始ということで終日航行の紹介をします。

Day8:リスボン寄港日

船内新聞によると申込人気は以下の記載でしたが、明らかにリスボンではないので誤植だと思われます。なので本日は人気エクスカーション情報はわかりませんでした。

  • 温泉と植物園観光
  • セテ・シダセス村とワイン
  • 火の湖とリベイラ・グランデ
  • ドルフィンサファリ

筆者はリスボン散策の5時間のエクスカーションに参加をしました。

リスボンの天気は生憎濃霧で、港の目の前にある建物でさえ見えない程の視界の悪さでした。

まずはケルスのポルトガル王宮に向かいます。

外見は古びた感じなのですが、中は広く、見ごたえがとてもありました。

ガイドさんも、天井の絵から床まで見どころが沢山で、良い首のストレッチになるといっていました。

欧州はもちろん、中国や日本などオリエント地方(東洋)との交易もあり、14世紀の日本からの屏風もきれいに残っていました。

宮殿には広い中庭もあります。

東洋のそれとは趣が全く異なり、樹木も四角柱など人工的な形状に刈られていたりします。当時の権力者は、自然をも操ることができるということで自分の力を誇示していたそうです。

また、当時の男性貴族に扮した方もいたのですが、ヒールの靴を履き、顔を白く化粧していました。これもまた理由があり、身の周りのことは使用人が全てするので日焼けすらしない程お金持ちであり、ヒールを履くことで自分を大きく見せ権力を持つように見せるためです。

次は、ポルトガルで最も美しいといわれるシントラの町を訪れました。

小高い山の上にあり、上り下りのある小径が特徴です。パン屋、工芸品店、ブティック店などなど、様々な店が立ち並びます。ついつい買い物が捗ってしまう街です。美味しそうなレストランも幾つもあり、次に来るときはポルトガル料理を食べてみたいです。

その後はリゾート地のカスカイスに向かいました。

海沿いの町で、コンパクトに飲食店エリア、お土産屋エリアがまとまっています。

そしてバスに乗車し、大西洋沿いの道を走りながら、クルーズターミナルに戻ってきました。

この辺りは波が良く、サーフィンの聖地と呼ばれており、国際大会なども頻繁に開催されるそうです。11月中旬の寒い中ですが、多くのサーファーが波に乗っていました。

船に戻ると、少しの間ではあるのですが、濃霧が晴れて快晴になりました。

朝はこの距離にある建物が全く見えなかったのですが、今はこんなに奇麗に見えます。

Day9:終日航行日

リスボンを後にし、大西洋横断が始まりました。地中海航行中と比較し、船が結構右に左に、前に後ろに揺れます。

時間帯のせいもあってか、朝ごはんにGarden Cafeに向かったのですが、12時過ぎまで座る場所もなく朝ごはんは断念しました。

今日は、溜まっていた洗濯物を片付け、タスクを片付ける日としました。

夜ご飯はThe Manhattan Roomで予約できたので、レポートしようと思います。

The Manhattan Roomは船内無料レストランの中では唯一ドレスコードが定められており、スマートカジュアルが求められます。

レストランの雰囲気は上質でおしゃれで、ちょうどテーブルに通された時、ステージで歌の披露がされていてとても良い雰囲気でした。

メニューは、前菜、主菜、本日の主菜の3つのカテゴリに分かれています。

筆者は、フレンチオニオンスープ、パスタ、ハーブガーリックチキン、マンゴープリンを頼みました。

味のレベルはTasteと同じ水準でした。飲み物はワインのみで、種類がものすごくあり、テーブル担当クルーの方にお勧めしてもらい、軽めの赤のピノノワールにしました。

並ばなくてよかったですし、雰囲気がとても良かったのでまた来ようと思います。

 

以上、リスボン寄港日並びに終日航行日の記事でした。明朝はアゾレス諸島に到着します。

 

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