なかなか乗る機会の少ない豪華クルーズ旅行。本連載では、ノルウェージャンクルーズラインのブレイクアウェイにて行く、地中海&大西洋横断クルーズの様子をお届けします。
本記事では、Day5バルセロナ停泊日の紹介をします。
下船前
バルセロナの港には、多くのクルーズ船が停泊します。空港までは車で40分程、旧市街までは車で10分程の距離に位置します。
今日も下船をするので、例によってGarden Cafeでの朝食時に持参した水筒に水を入れておきました。
エクスカーション
船内新聞によると申込人気のトップ5は以下でした。
- フラメンコ観覧
- モントセラト観光
- バルセロナのハイライト観光
- 風光明媚なバルセロナを楽しむ
- フレシネセラーズ
筆者はバルセロナには来訪歴があり、これといった内容のエクスカーションがあまりなかったのですが、フラメンコを見たことはなかったので、前半でサグラダファミリア、後半でスペイン村でフラメンコショーが見れるものに申込をしました。
バスに乗り込み、市街地を通り、サグラダファミリアで30分程の自由時間から始まります。
サグラダファミリアの周りはやっぱり人が溢れかえっていました。売店でトイレをすまし、お土産を眺めて時間をつぶしました。
市街地では、既にクリスマスの飾り付けが始まっており、夜になるときっときれいなんだろうなと思いました。その後、再びバスに乗り込み、1992年バルセロナ五輪のスタジアムを通り、スペイン村に到着しました。
スペイン村は、スペイン全土を一か所で楽しむことができる施設で、来場前は結構大きいのかなと思っていたのですが、実際はそうでもなく、食事やショーを楽しまないのであれば小一時間あれば十分な規模間でした。
平日というのを差し引いても敷地内は閑散としており、大丈夫なのかな?とも感じてしまいました。
さて、今日の主目的のフラメンコショーにようやくありつけます。ショーでは、ギター奏者、歌い手、踊り手が男女1名ずつの4名が出てきました。
アテとワインを楽しみつつの30分程のショーでした。
実際にフラメンコを見ての感想としては、とにかく”叩いて音を出す”、そして踊りのキレがすごいという印象が強かったです。踊り手は、手を叩いたり、体を叩いたり、靴で床を叩いたりして音を出し、かなり迫力にあふれる演舞でした。冗談抜きで、叩きすぎて手の感覚が無くならないのかな?と思う程です。
筆者の中では、フラメンコの印象は妖艶な踊りではなくパワフルな踊りで上書きがされましたが、本場のフラメンコを楽しめたので良かったです。
ショーの後は、敷地内をめぐります。
スペイン村では、スペインを①北部、②南部、③中部、④地中海の4つの地方に分け、それぞれ紹介していました。
地中海地区
中部地区
南部地区
個人的な印象としては、各地方の紹介が浅く、あまり満足はできなかったかなという感じでした。大人目線で学び要素を求めるのではなく、学生の社会科見学で訪れるという感じの施設だと思います。
帰船後
今日は開店前から並び、念願の無料レストランの一つであるTasteで夕食を採れました。
結構お洒落な空間で、自分だけ一人ということもあり、メンタルが弱い人にはあまりお勧めできないかもしれません。
筆者はというと、一人クルーズ旅行も一週間程になり、おひとり様を堂々と敢行することができるようになっていましたので大丈夫でしたが、乗船して間もなくだったら耐えられなかったかもしれません笑
レストランはこんな感じのシックな雰囲気です。
メニューはというと、前菜、主菜、ワインの3つから好きなものを頼む形式です。筆者は、巻寿司の天ぷら、白身魚のメイン、ラズベリーケーキを注文しました。飲み物は、ワインしかないのですがダメもとで無邪気に頼んだら裏メニューのビールが頼めました。
巻き寿司の天ぷらはまあまあでしたが、他の料理はとても美味しかったです。
メインは白身魚
ラズベリーケーキは、甘いもの好きの筆者目線でも結構ハイレベルでした。
また、筆者のテーブルを担当してくれたクルーの方も清掃クルーと同じくインドネシア出身で、話をしました。インドネシア人は日本語の挨拶をできる人が多い印象で、なぜか聞いたら、高校で、英語、日本語、ドイツ語の3つから選択制で学ぶそうなのです。
さて、夕食を済ませた後は劇場でのSPENSER ROBSONという方のワンマンショーに行きました。様々な年代の名曲を歌い、それを聞くという形式でした。
筆者自身が音楽に疎いという点もあるかもしれませんが、欧米ではヒットしてもアジア諸国にまで波及していない楽曲が沢山あるようで、アジア系の観客は私も含め”?”となる曲が沢山ありました笑
ただ、ユーモアで個性的なパフォーマンスで、ショー自体は楽しめました。
以上、バルセロナ寄港日の記事でした。明日は終日航海日を経て、明後日スペインのカディスに到着します。
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